Story
「現実を見てください」
2023年の暮れ、そんな言葉をかけられました。
障害のある子ども向けの進路相談会での出来事でした。
その場に参加していたのは、「盲重複障害」がある子どもの親たち。
それは、視覚障害に加えて、知的障害やASDも重複している子どもたちです。
彼らが働ける場所は限られている。
働くためには条件がある。
働けないことだってある。
だから「現実を見てください」と、進路相談の先生は言いました。
でも、「現実はつくる」ものでもあります。
彼らにできる仕事が限られているなら、
新しい仕事をつくれないでしょうか。
私たちFULLWONDERは、
盲重複障害のある子どもを持つ、3人の親が始めた活動です。
ミッションは、「驚きに満ちた、働き方をつくる」。
子どもが持つ特性を観察しながら、
本人起点で新しい事業をつくっていきます。
人が仕事に合わせるのではなく、
人から新しい仕事を生み出していく。
障害のある人が働きやすい社会は、
きっと、誰もが働きやすい社会です。